”2008“NANKAI”鈴鹿Mini-Moto4時間耐久ロードレース”のオープンの予選、決勝です。ストックに続き、チームブルーポイントから参加です。マシンはカッコイイ!!国内最大ミニバイクレースにふさわしいカッコ良さですね。
昨日と同じ、予選&ACEライダーの走行です。まずはAグループ。皆、食い入るようにピットのテレビを見ています。時間が少ないこともあってイキナリ全開走行のようにみえるぐらい気合が乗っています。結局、予選は5周ぐらいで3周目にチームイワキのI辺さんが出したトップタイムの2分53秒784。これは予想からするとちょっと遅いかな?(トップタイムは50秒?52秒と予想)10位までが57秒という展開。
さて、Bグループ。スタート位置も先頭が取れて隣は強豪”金岡レーシングアソシエーション”N澤さん。緊張するでしょうね。うちのチームのアユムも若干の緊張が見られますが、そこはクレバーなアユムなので安心してみてられます。これがトーイだと絶対不安で心臓が飛び出てしまっていることでしょう。
予選、スタートです。
見送って、ピットのテレビを食い入るように見ます。と!!、ピットからでてすぐに2コーナーで転倒者が!!背が小さいので子供のような感じ....ツナギのカラーリングがアユムに似ているようにも見えます。その時、サーキットのアナウンスでは「2コーナーでの転倒者はJUBETのツナギ!」。えーーーーー、マジ?アユムパパが2コーナーの方に走っていきます。ピット内も少々ざわめき誰もテレビの前から離れられません.....。
そんな時、トーイは「絶対アユムはこけへん、絶対帰ってくる。」といって1人、ピットウォールに走っていきました。一緒に走ってきた信頼感なんでしょうか、大変感心した瞬間でした。
トーイの信じたとおり、アユムは無事帰ってきました。転倒していたのはトーイ、アユムの同じ年の友達でもある水本レーシングのコ○ロくんでした。オープンはキックですが、オトナでもかなり重く簡単にエンジンはかけられません。それが理由かどうかは判りませんが前日練習ではスバ抜けたタイムを出していただけに残念。
予選結果ですが、N澤さんがなんと最終6周目にスーパーラップ2分51秒9、堂々のポールポジション。2番手はI辺さん、などなど強豪が続いて、ブルーポイントではM浦さんが20番手。アユムが39番手。ということで無事終了しました。
ちょっとお昼休みをはさんで、決勝。各チーム趣向を凝らしたスタート前で、驚きました。仮面ライダーやら、白鳥やら、ラムちゃんやら、メイドさんやら....コスプレ大会。キャンギャルより目を引きますね。ストックほどではないにしろ、この人数。凄いですね。(写真のなかから白鳥を探せ!)
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注目度も高いのか、ビデオかテレビの取材が朝からずーーーとついてこられています。チームの誰かの知り合い?ぜんぜん知らないそうです。いったい1日中撮影して、どれぐらいテレビ、ビデオに写してくれるのか。これで30秒だったら寂しい!という感じです。
さらには、隣のグリッドは”あの宮城光選手”。私らの時代のスーパースターですね。マジジカルレーシングからの参戦で、マジカルレーシングの社長さんとペアで走られるようでした。
例のごとく、ここから写真がありません。<(_ _)>
ドキドキの決勝スタート。ここまでの練習が結実するか。緊張しますね。さてスタート3分前。ルマン式スタートですから、ペアライダーがエンジンを始動します。しかし、かからない!やばい、あせるとさらにかからない。時間内にエンジンがかからなかったので、最後尾からの押しがけスタートになりました。
ここで、残念とがっかりするかというと我がチーム、「子供は少々苦労するぐらいでOK!バンバン追い上げていくデー」とスーパーポジティブチームなのでまだまだやる気マンマンです。アユムがかなりの台数を抜いて、60分ぐらいでトーイチェンジ。
マシンは受け取ったトーイはだんだんタイムがあがっていきました。練習時点のベストタイム2分58秒から、だんだん慣れてきたのか55秒までタイムのを伸ばし、90分前後でPサインを出そうとすると、帰ってこない!やばい、こけたか?
すると、背後のピットロードでヤンキーのようなエンジンをあおる音。振り返るとトーイが。何でサインも出してないのに帰ってきてるねんと思いながら、Nホコ先生にチェンジ。事情を聞いてみると、ピットインの時にタンクをはずしたのでコックがオフになっていたらしくまず出て行った周回に、ガス欠をしかけたそうです。手探りでコックをリザーブかオフを良くわからないけどもまわして走行。さらに、帰ってきた周もガス欠してエンジンストップ。良くわからないがコックを逆にまわして、キックしてエンジンをかけて帰ってきたとの事。思ったよりハプニングだらけの走行だったようです。(^^ゞ
Nホコ先生の次にトーイとアユムどちらが走るのかについては、2人で話して決めたようで、半分づつ(30分)にしようという事になりました。アユムの気合を入れての走行は練習のタイムを大幅に更新するタイムで走行、さすがという感じでした。決めるところは決めますね。やっぱり。
最終30分、トーイの走行ですが、セットを少々直して走り55秒を連発。54秒台に進入。?...この時間帯でベストタイム。タイヤもないだろうしやばいかなと話していると、案の定、帰ってこない。うおーさおーしている間に帰ってきた!3分53秒ぐらいたっている、ライトがついていない。どっかで転倒したことは明白。そんな話をしている間にカシオトライアングルにオイルでて、転倒者が続出、あまりに危険ということでレッドフラッグ、そのままチェッカーということで、最後はドタバタで長い長い4時間耐久レースが終了しました。
かえってきたトーイは柵の向こうで近くにいけなかったのですが、声をかけても無反応、目もうつろな感じでした。後で聞くとヘアピンでハイサイド。これまでで1番飛んだというほど飛ばされたようでそのあとに自分のバイクにも引かれたようです、こんな感じ。
飛ばされて前を見ると 、 うぉ!!バイクがせまってくるー、やばー、グワーーァ、踏まれた。(ーー;)
そのときに頭を打ってボーとした感じだったそうです。結局、打ち身程度ですみましたので良かったですが、ハイサイドで飛んで3分53秒は速い!かも知れませんね。
ま、こうして長い長い短い短い3日は終了しました。本当に満喫しました。色々と協力、アドバイスなどしてくださったブルーポイントの皆さん、応援してくれた皆さんには感謝しております。また、チームをサポートしていただいたパーツメーカーの皆さんありがとうございました。
キタコ マジカルレーシング Kファクトリー アグラス 江沼チェーン ダブルエム
鈴鹿フルコースでのレースは初体験でしたが、なかなかいいところまでいけたかなと思っています。
(予選:39位、決勝:30位、ベストタイム:2分54秒536)
来年があるのであれば、本人の目標ですがこれをつけてみたいそうです。
>>父からのアドバイスとしては、「ま、安定感がましたらね。」そんな感じです。


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